整骨院コラム

交通事故後に多い悩み

事故後、病院へ行かなかったらどうなる?

車同士の事故で、当事者に外傷や自覚症状がない場合、病院へ行かない人が多いかと思います。
しかし、事故当日は無症状であっても、翌日や数日たってから身体に異常が現れて、慌てて病院へ駆け込む人も少なくないようです。

初めに警察へ物損事故として報告した場合、「交通事故証明書」も物損扱いとなっているので、その後に治療を受けたとしても、自賠責保険に治療費などを請求できなくなる恐れがあります。

事故日から病院の受診日までの間隔が短ければ、次のように事故の種別を「物損事故」から「人身事故」へ切り替えることで治療費などの保険請求が可能になります。

①診察の結果、異常が判明した時は、医師に「警察へ提出するための診断書」を書いてもらう。

②事故発生場所を管轄する警察署へ、書いてもらった医師の診断書を届ける。

また、警察署で切り替えができない場合には、認められる可能性は低いものの、「交通事故証明書(物損扱いのもの)」に「人身事故証明書入手不能理由書」を添えて提出することで、保険金の請求が認められることもあります。

しかし、後々面倒にならないよう、事故直後は自覚症状があるなしに関わらず、迅速に病院で診察を受けるようにしてください。

 ≪ 参考:加害者・被害者のための交通事故完全対応マニュアルより ≫


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