整骨院コラム
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事故現場でこれだけは絶対にしてはいけない
些細な物損事故などでは、事故現場で即決示談をするケースもあるようです。
当事者同士が合意の上で、後々トラブルも起こさずに損害額を現金処理するのなら問題も少ないでしょう。
しかし、
① 即決示談は絶対にしない
示談は原則としてやり直しや取り消しができないという事を知っておくべきです。
出会い頭の追突や接触事故のように、事故原因に微妙な要素がある場合は、お互いの過失の程度や、正確な損害額も分からないはずです。
こうした状況では、現場での即決示談はもちろんのこと、損害賠償額についての具体的な話も一切するべきではありません。
② 必要以上に謝罪しない
事故後で気が動転していたとしても、明らかに自分の過失が相手の過失より大きいケースを除き、相手に対して必要以上に謝罪しないという事も大切です。
保険会社などによる最終的な判断が出てから、「言った、言わない」「認めた、認めない」で感情が先行し、示談交渉でもめる原因にもなります。
③ 「念書」は絶対に書かない
同様に、「一方的に自分に過失があった」旨の念書などは、たとえメモ書きであっても絶対に書いてはいけません。
「念書」は後日の証拠になるため、軽い謝罪のつもりで書いたとしても、取り返しのつかない結果を招くことにもなりかねません。