整骨院コラム
交通事故後に多い悩み
事故の種類によって損害賠償請求できるもの
どのような事故の場合に、どのような損害賠償の請求ができるのか?
これを知っておくことは、とても大事です。
●傷害事故の場合
1、積極損害:医療関係費、交通費など実際に支出した費用
2、消極損害:仕事を休んだための休業補償
3、精神的損害:精神的な苦痛に対する慰謝料
ただし、後遺症が残った場合には、後遺症のために得られるはずの利益が得られなくなった
損害(逸失利益)と、後遺障害に対する慰謝料が追加されます。
●死亡事故の場合
1、積極損害:実際にかかった死亡までの治療費や葬儀費用など
2、消極損害:生きていれば稼げたはずの逸失利益
3、精神的損害:慰謝料
●物損事故の場合
修理が可能な場合には修理費、車が使えなかった間の営業補償(休車料や代車料)、
全損の場合の買い換え費用(事故直前の交換価格)など
※被害者に過失があった場合は、その過失割合によって減額される。
※訴訟になった場合、弁護士費用を請求できる(裁判所の認容額の1割程度)。